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旅の途中で…

初めての旅
木曽路は山の中
東北ひとり旅
山陰ひとり旅
あこがれの北海道へ
能登半島を歩く
小浜ひとり旅
九州・国東ひとり旅
はじめてのヨーロッパ
神の島…屋久島へ
北の大地へ再び
プチ一人旅あれこれ
安曇野旅日記
金沢そぞろ歩きの旅
瀬戸内海直島への旅
初秋の京都
    …私流そぞろ歩き

ひとりでは何もできなかった臆病な私
高校時代初めての旅を計画…
少しずつ自信ができて…
そんな時、思いもがけず東北へひとりで行く羽目に…
不安で一杯だったけれど
「初めてのお使い」ならぬ「ひとりぼっちの旅」
寂しさの代わりに、ひとりのきままさを知った
そして…その土地土地で人や自然を深く味わうことができた
これが…私の本当の意味での旅の始まりだった

私が旅の途中で出会ったこと出会った人
のこと
ぽつぽつお話していきます…



ポインタを乗せるとセピア色に変わって
昔にタイムスリップするかも…






初めての旅…田子の浦と富士樹海



初めて旅と呼べるものを体験したのは…高校2年の春休み
選んだ行き先のひとつは、富士市田子の浦…
あの「田子の浦ゆ 打ち出て見れば白妙の…」と詠まれたところ
本当は富士の雄姿が望める風向明媚な場所だったはずだ
何を見にいったのかと言えば、なんとその頃話題に上っていた「ヘドロ」!


あの時の私は何を考えていたんだろう?
真剣に、公害の実態を…汚れた海をこの目で見るんだと意気込んでいた
(わざわざお金を使って行くところだったのか???)


次に向かったのは富士樹海
どうしてこうも暗い場所ばかり…
周りの道から覗き込んだり、展望台から見下ろしてみたり
怖くてとても中に足を踏み入れるこっとはできなかった…暗い暗い樹海
沢山の人がその中に吸い込まれて、そして朽ちていったと言う
その時の樹海近辺はまだ雪が残っていて、
一晩過ごした西湖ユースホステルのまわりでも、雪遊びができたほどだった

17才の女子高校生の旅はこんな場所から始まった…
本当はもっと楽しいところへ行きたかったよね?
無理矢理つきあってくれたK子さんありがと!




木曽路は山の中

最初の旅で少し自信がついて、次に出かけた木曽路の旅
今度もK子さんにおつきあい頂いた


高3の夏休み…受験を控えてから旅に目覚めるとは、全くやっかいな奴でした。

「木曽路は全て山の中」定番の旅コースを歩く…
島崎藤村ゆかりの宿場町「馬篭」から妻篭の宿へ向かう
馬篭の宿を出たところで、私の名前を呼ぶ声がする???
「そんなわけ無いよね?」と構わず歩く
「おーい」となんだか聞き慣れた声…中学の同級生のH君だった
偶然高校のユースホステルクラブの仲間と旅行中とのこ

こんな偶然あるんだねと感心する

妻篭の宿はタイムスリップしたかのような町
民宿の二階の窓からは、風情ある町並みが見える

次の日は奈良井から山を越えて薮原の宿へ
昔はこの山越えで山賊にあった人が多かったという
さもありなんと思わせる暗く寂しい山道だった

そこから木曽福島へ出てこの旅を終えた

今度の旅でやっと本当の旅の楽しさを実感できた
途中知り合った人との別れの切なさも体験するが
それも旅のエッセンスのひとつなのだな…



祭り真っ最中…東北の旅

受験を終えて、目出度く地元の公立の短大へ
大人でもなく子供でもない自由な時間が始まった


早速、高校時代の友人と夏休みの旅行を計画
そうだ!東北へ…あの3大祭りの時期を狙おう!

仙台の七夕、秋田の竿灯、青森のねぶた祭り
当然ユースホステルの予約もとれない日もあり、
まあ、なんとかなるやろ!と思ってた

でもここでハプニング!
同行の友人が都合で行けなくなったという。
「どうしよう?」と親に相談すると
「それならひとりで行って来たら?」と思いも寄らぬ答えが返ってきた
(普通親がこんなこと言うか?女の子がひとり旅へ1週間も行くのに心配しないの?)

…と言う訳で、ひとりで宿も決まらないまま東北に出かけた私

ほんとは不安でいっぱいだった


最初訪れたのは岩手の花巻市

宮沢賢治ゆかりの場所をめぐる…賢治が指導していた学舎等
イギリス海岸と名付けたという河原では、気取ってポーズをとった写真も残っている
1日目で早くも寂しさより楽しさが勝ってきていたようだ
高村光太郎が創作に励んだという家も訪れる

次の日は小岩井農場を経て、日本一深いという秋田の田沢湖へ


遊覧船に乗ってすぐ、カメラを船着き場へ忘れたことに気が付き、
湖上にいる間中ひやひやしてたっけ…
(全く私は自分自身に疲れる!!)

そこから日本海へ出て、あのなまはげで有名な男鹿半島へ

(ちなみに子供が小さな頃、言うことを聞かないと「なまはげが来るよ」っておどしていたっけ

思い出深い男鹿長楽寺ユースホテルに2泊
朝出かけようとすると、たまたま同郷のヘルパーが追いかけてきてこう小声で嘆願した
(毎日魚ばっかり食べさせられるんだ…なにか違う物買ってきてくれない?)

ユースを泊まり歩いてこんな経験ははじめてだった

もうひとつ思い出深かったのは、同室の外国人女性を朝起こそうとした時のこと
シーツに裸でくるまって眠る彼女に声をかけるのはかなり戸惑った
け…

そうそう、この男鹿半島でははじめてヒッチハイクを体験したのだった
今思えば無謀な行動だったね…女性ひとりで見知らぬ人の車に同乗するとは!

たまたまいい人だったからよい思い出になったのだけれど
この時代は、まだ人を信じてよかった時代だった気がする

秋田の竿灯祭りはパスして弘前に向かう…
弘前城などを訪れその後こけしの里へ


ここでは予約無しでユースホステルに飛び込む
一杯だよと言われても「どこでもいいですから!」と動かない私
キャンセルがなかったら食堂で寝てねとOKが出た
結局キャンセルが出て目出度く部屋に泊まることができたのだ
女の子のひとり旅は優遇される
男の子だったら追い返されたかも知れない


その翌日は高村光太郎作の像の建つ十和田湖へ…
綺麗なせせらぎの散歩道の奥入瀬を歩き、バスで青森に向かう


緑輝く奥入瀬は、夏もいいがきっと紅葉の頃は素晴らしいに違いない
清流と素敵な散歩道が続いていた
有名な八甲田山を眺めながらのバスの中では
雪中行軍で命を落とした人の魂を思い複雑な気分だった


青森では、浅虫温泉寺ユースに泊まることになっていた

石段を登ってお寺に向かうと降りてくる二人の女性
なんと短大の同じクラスの仲間だ
こんな場所で近しい人に会うのは不思議な気分!
2人はねぶた祭りに向かうところだった
でも私はこの2人に同行したいとは言い出さなかった
「一人が平気、一人が良くなってきた私
に気づく

夜は、この旅で一番楽しみにしていたねぶた祭りを楽しむ
冬は雪に閉ざされるためか、東北の人は短い夏をせいいっぱい楽しんでいる気がする
かなりのパワーを感じた私は、思わず踊りの輪に飛び込んでいった
「ラッセーラ、ラッセーラ」と皆で飛び跳ねる単純な踊りだが、
ほとばしるエネルギーに圧倒され、魅惑され、開放感でいっぱいになる

もちろん光を放ちながら牽かれていくダイナミックな「ねぶた」は感動の一言に尽きる

旅の最後は出発点の花巻へ…

はじめてのひとり旅に不安な私は、「無事行ってきました」と言い、
迎えてくれるユースホステルのヘルパーに「お帰り」と言って欲しかった
だから初日に帰りの予約をしておいたのだ

花巻は牧歌的な風景を持つ田舎だけれど…
暖かいものがいっぱいあふれるところだった
賢治の過ごした町だからかな?
この旅で私の一番好きな町になった

東京へ向かう列車を途中平泉で降り、あの「中尊寺」を参る

藤原氏三代の栄華の象徴である金色堂
そのあまりの小ささと、ガラスケースの中にあることに驚いた
その理由は後になって知ることになる

この金色堂を保存することに奔走した人のいたことを
その時は全く知らずにいた


そして旅の最後にひょんなことで知り合ったひとがいる…
大阪弁の一風変わったひとり旅のそのひととは
10代の終わりのその旅から、ずっとなんらかの形でとぎれることのないつきあいが続いている
遠く離れて会うことは殆どないけれど、同志のような人
お互いに青春真っ只中の旅の思い出を共有しているからだろう


この旅が…私のそれからの旅へのきっかけを作ってくれた
自分でも知らなかった「違う自分」の発見になった

怖いもの知らずの私の原点となった









寂しさも味わった春の山陰めぐり

短大の1年は短い
あっという間に春休み
今度はもちろん最初からひとり旅の計画を立てる

高校時代の修学旅行は山陽・四国
今度は山陰を回ろうと決めた

大阪から夜行で小郡駅へ
(この頃まだ山陽新幹線は開通していなかった)
早朝小郡の駅のホームで顔を洗い、歯を磨く


山口市内をまわり、山あいの小京都「津和野」へ向かう
森鴎外他文人を生み出した町だ
小さな小さな盆地にあり、綺麗な水の流れる側溝には鯉が放たれている。

津和野から次の目的地萩市へ

宿坊は決まっておらず津和野のユースで捜す…お寺のユースに決定
萩はもしかしたら私のルーツの街かも知れない…
何故って?だって「高杉晋作」って私の祖先つながりかも?
石塀の街と車の行き交う大きな国道とが少し違和感有


自転車に上手く乗れないためレンタルミニサイクルのサドルを一番低くして街を回る
足がつかないと不安なためだ…それでもダンプカーの横を走るとふらふら
印象に残ったのは松下村塾と萩の当主の歴代のお墓のあるお寺
田舎なら感じない寂しさが少し大きな街にくると迫ってきてしんみり
でもここでひとつ貴重な体験!
宿のお寺のお風呂はなんと五右衛門風呂だったの
おっかなびっくりで入ったのもいい思い出

次に向かったのは浜田市
小さなお寺が沢山…若い私にはその良さがまだよくわからなかった気がする

れから島根の松江市へ…宍道湖のほとりのユースへ泊まる
あいにく夕陽は拝めなかったが、すごく風情のあるところだ
松江の街もよかった!
茶の湯の街、小泉八雲の住んだ街…しっとりした街だった
神話の国ということであちこちにゆかりの場所が点在

出雲大社にも詣でた…知り合いに頼まれて縁結びの祈祷もお願いする
でもこれって代理人でも効き目があるんだろうか?
知り合いはその後結局駆け落ちをしてまで結ばれるという劇的なドラマを演じた
海猫が集まる日御碕にも…ひとりであちこちよくまわったなあと思う

それから…そうそう、大山にも向かったの
山を近くで見るだけのつもりでひとりで歩いていたら
それが大山の登山道だったりしてあわてたっけ…

次の日はやっぱりはずせない鳥取砂丘へ…
地元の砂丘と違って赤っぽい砂の山また山だった
頑張って登った山を越えると目の前には日本海
太平洋とは違うね…なんか寂しげな気がする

この旅でひとり旅の女性と知り合う
兵庫の女性だ…ひとりはやはり心細い
同じ境遇だと思うと心開けるのかな

それから大阪市立大のサークルの人たちとも知り合う
仲間で旅するのもいいね

ひとり旅は寂しいね…山陰の旅はその思いを余計強くさせた気がする
でもこれも旅の味わい…さあ次はどこへいこうか?と
帰りの電車の中思いを巡らせていたっけ…







北海道珍道中
(これからぼちぼちと…書き込んでいきます)



能登半島を歩く
(これからぼちぼちと…書き込んでいきます)



小浜で魅せられたもの
(これからぼちぼちと…書き込んでいきます)



国東半島を巡る
(これからぼちぼちと…書き込んでいきます)



初めての海外旅行…北欧の旅
(これからぼちぼちと…書き込んでいきます)