六日目:8時間コース・礼文での再チャレンジ

関連ページへ TOPへ


六日目は こんな風でした…

今回の旅の最大の目的は島を縦断するような8時間コースを完歩すること

20才の時、北海道20日間の旅の途中立ち寄った礼文では2泊、利尻に1泊しました

利尻富士に登りたくて、礼文8時間コース(全32キロ)に行きたいと言う友人を無理矢理利尻へ連れて行った私

結局雨で登山は叶わず、無理を通してしまった苦い思い出…

友人を泣かせてしまった自分の決断にずっと後悔の念を感じていました

だから今回はリベンジ!でも…あのとき、挑戦していれば、こんなに大変ではなかっただろうにね

旅の仲間に励まされ、コースを完歩…香深井でひとり別の道に別れた時は、寂しさと安堵感と達成感でいっぱいでした

前日の風もおさまり今日は念願の礼文8時間コースに挑戦

出発はスコトン岬…晴れていればサハリンも見えることも

スコトン岬〜ゴロタ岬〜澄海岬〜西上泊〜宇遠内〜礼文林道

宿では参加する人がいないため

礼文名物YH「桃岩荘」のグループに合流

若い人の中で付いていけるかしら…と不安

でも、行くのだ!絶対に!!

出発前に記念撮影

まだまだ風が強く、手で押さえないと帽子が飛ばされそう

荷物の関係で、トレッキングシューズをやめ、ウオーキングシューズで

歩くことにしたのだけれど大丈夫?
ここが多分?ゴロタ岬

最初の登りで早くも体力のなさを実感…やや不安

途中の海岸で思わぬものを発見

浜辺から少し離れたところにアザラシの群れ

波間に頭が見え隠れ…礼文ってすごいところなんだな
花の浮島と言われる礼文も

この時期にはあまり花が期待できない

それでもぽつぽつと秋の花

はまなすの赤い花が力強く咲いていました

花の時期はきっと見事なんだろうな…と

想像で楽しむしかないのは、少し寂しい
ここがゴロタ浜

なんか変な名前…

綺麗な砂浜で、ここでは穴あき貝を拾いました

ツメタガイに食われてできた穴を持った貝殻が

沢山落ちていて…

今、私の部屋に置かれ思い出を誘ってくれています


左端の方は礼文常連さんのTさん…今回のコース参加に

誘ってくれた方
コースの隠れた名所を教えてくれました
ここは澄海岬…その名の通り海水の透明度が高く

海底まで見える絶景ポイント

晴れていたら感動もんの場所

雲っていても感動するくらいなんで、どれほどの

美しさなんでしょ!

今回のメンバーは全員一人旅の6名

年令も出身地も様々…8時間コース熟練者も多数で安心
コースも終盤近く…とうとう体が言うことをきかなくなってきた頃

前の人についていけなくなってきて…

足が痛い…

でもこんな画像撮ってるぐらいなら、もっとしっかり歩け!私


笹原の真ん中を歩いて行く

このあたりで本当は利尻富士が綺麗に見えるんだろうな
礼文西海岸は静かな海面を見せてくれてました

空がほのかに輝いて幻想的な風景

でも、でも、やっぱり青い海、青い空が見たいよぉ〜

この雨女め!
コースでは他の人には誰とも会いませんでした

歩いているのは6名だけ

台風の後で、道はぬかるみ、ウオーキングシューズで

歩いた私は何度滑って転んだことでしょう

足の爪は黒く変色し、ふくらはぎやすねは傷だらけ

今回も…縄文杉登山と同様

またもや足でまといになってしまったかも?

遅れると心配そうに待っていてくれて桃岩の皆さんに感謝


彼らとは香深井でお別れ


    礼文で会った花たち

案の上、花は少なかったけれど、それでもそこかしこにひっそりと、咲いた花々を見つけました

礼文ウスユキソウの化石(?)も発見

名前は?だけれど、可愛い花たちに出会えてよかった

※ 今回の旅で出会った方が、HPを観て花の名前を教えてくれました…感謝!! ( )の中です 

これはりんどうかな?ツリガネニンジンもあったけれど画像無
(チシマリンドウみたいです)
うーん、これはなでしこ?
(エリカワラナデシコかタカネナデシコらしい)
とっても綺麗なブルーの実 名も知らぬ花ですが、私に似て可憐??
(ハナイカリだそうです)


前のページへ 次のページへ