八日目:都市間バス・早朝の札幌・浪漫あふれる小樽へ

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北海道最後の日は こんな風でした…

あーあ…とうとう北海道最後の日になっちゃったよ

ずっと都会から離れていたせいで、札幌の街を歩くとなんかお上りさんみたいにドギマギ…あとは今回の目的地のひとつ小樽へ

前回は札幌ビール園で、それまで一緒に旅していた仲間とジンギスカンを食べお別れ会…酔っぱらって芝生で寝ちゃったっけ

その後、小樽の町へ行き、港でぼう〜っとしてたよな…あの頃はなにもなかった

坂のある街が大好き…函館、尾道、神戸、横浜そして小樽

ひとりで歩きました、いっぱいの坂…ブログで知り合ったOさんにも会えたし、いい旅の終わりになった気がします

夜行バスで6時間半

朝5;30に札幌着

朝ご飯まで少し歩いてみようかと大通公園へ

朝の公園は一日の始まりの風景

お店の屋台を運んでいく老人の姿

朝の光を受けたテレビ塔

今回の旅で始めて目にした太陽の日差し

これまでずっと18℃くらいの涼しさに慣れた体には

急に暑くなって戸惑っている

そして都会の風景にも惑う心
朝の北海道道庁

後ろには新道庁の建物が…

通勤の道庁職員の姿もちらほら
道庁の入り口から外の風景を臨む

昔ここで旅の仲間と写真を撮ったっけ

当時流行のチューリップハットをかぶった若かりし私の写真が

家のどこかにまだ残っている
朝9時、小樽駅へ到着

函館本線の小樽への路線の風景はとても素敵

昔もこの列車に乗り、小樽そして積丹へと向かったっけ

駅舎(昭和9年建立)には沢山のランプ

綺麗…見とれてしまった
駅から港まで続く坂道を降りていく途中の

廃線になった北海道最古の鉄路「手宮線」跡

時間がとまった場所に

なぜか離れがたいものを感じてしまう
小樽市博物館(運河館)の前で

この町はすっかり変わってしまった

昔は坂の多い寂れた漁村だったのに

駅から港が望めるほど高い建物はほとんどなかったのに

時代は変わっていくんだと実感
有名な運河界隈に到着

ここはあまり観光客の来ないゾーンらしい

地元の方が散歩する姿がちらほらいる程度
石畳の運河沿いの道を歩くと

パリのセーヌ川沿いみたい?

言い過ぎだろうね

でもこんな道を誰かと語らいながら歩くのは

きっと素敵!
このあたりが有名なゾーンか?

小樽ビールの倉庫群…皆お店になっていて

ちょっと興醒め

これって観光客の勝手な思い入れだよね
ほらほら…パリみたいでしょ?

だって運河沿いの道には

絵描きさんがいっぱい

自分の絵を売っているの

一番安価な500円の額付き水彩画を買って

そのおじさんに自分の姿を撮って貰う

これがなかなかいい絵なんです!
運河通りを歩き終えて

今度は北一ガラス館のある通りを目ざす

途中立ち寄ったキャンドル館の2階のカフェで一休み

誰も居なくて、席に着くと壁とテーブルに

キャンドルを灯してくれます

これは穴場だぞ!素敵なカフェでひとりぼっち
いつのまにか小樽も観光の町

古い建物は皆お土産ものや食事の店

ずっとあった町が作られた感に支配されている?

でも仕方ない

人が沢山いて、賑わっているのだから

あえて人の居ない建物の上部を撮してみ
ここが有名な北一ガラス三号館

ガラス製品は高価でとても手が出ず

ただ眺めては溜息…

蔵の中の素敵なビアガーデン(?)は

そとから覗いていいなあ…と独り言だけ
ここは小樽のシンボルのひとつ

小樽オルゴール堂

なんか異国情緒あふれる建物が多いのはなぜ?

今回ガイドブックも持たず

なんの知識もなく散策

今更ながらなぜ?と思うお馬鹿な私

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