ゆ・ら・ら くるりん その3                                            TOPへ戻る

パブロフな…ひととき

昔学校で習ったこと…特に苦手だった分野…ほとんど思い出せないのに、なぜかこれだけは忘れられないってことがありませんか?

たとえば、漢詩の一節であったり、中国の歴代の王朝の名前であったり、惑星の名前であったり…

わたしの場合は、「パブロフの犬」ということば…そう、あの条件反射の実験で有名ですよね。…が妙に鮮明に残っているのです。

<パブロフって?>
パブロフはロシアの科学者で、経験主義に即した行動主義心理学の礎を作った人です。条件反射で有名ですが、消化腺に関する研究業績でノーベル生理学・医学賞受賞しているのだそうです。実際は、彼自身は心理学にはあまり興味がなかったというのは驚きです。「パブロフの犬」って言葉だけが先行して知れわたって、その本質は?というとわからない人が多いのかも知れません。わたしもそんな一人です。
ベルが鳴ると、エサの時間…とよだれをたらすようになった犬の条件反射かと思いきや、パブロフ自身が、犬を見ると、ベルを鳴らしてしまう…という条件反射行動パターンに陥ったという説もありますが…。

わたしも、ある状況になると必ず条件反射的に行動を起こしてしまうことがあります。

そんなとき…「ああ、またパブロフの犬になっちゃたよ」と思います。

   それが自分にとっていいことなのか?悪いことなのか?


パターン1…すもーるバージョン

<MUSIC>

・スーパーマーケットの野菜売り場で流れるこの唄「きのこ…」…これを聞くと無意識にわたしの体は動き出し、口からはその歌詞が大きな声で流れます。

動いちゃ駄目って心で叫ぶのに…です。 


・おなじく、魚売り場ではお馴染みの「さかな、さかな…」これまたわたしの体と口が大反応します。

 家族はそんなわたしをとっても恥ずかしがります。 でもこれってそんなに恥ずかしいことでしょうか?

<FOOD>

・南京のあの分厚い緑の皮と赤茶の美味しそうな身を見ると、いつもいつもどうしても欲しくなります。

無意識に手を伸ばし買いもの籠に入れている自分がいます。 たまに自制した時など恨めしい思いで売り場を後にします。

 家族は「またかぼちゃが食卓へ上るのか」とため息をつくのですが、あんなに美味しいものを何故?


パターン2…みどるバージョン

<団体行動>

・最初から団体行動を余儀なくされていた場合は、なんとか自制心が働いて皆と同じ行動がとれます。

でも一旦自由行動を許されると、もう心は自らの興味の対象に向かって一直線です。

集合時間やら、帰りのルート等は飛んでしまって、ただひたすらぐんぐん進んでいきます。

気がつくと周りに誰もいない…ということがままあります。

でもそんなひとときが好きです。ふっと笑いさえ浮かびます。

また一人になっちゃたよ!!と…プチ一人旅を楽しんだ後は、大抵集合時間に遅れ大目玉寸前なのです。

<瞬間健忘症>
ついさっき話題にしていたことも、自分にとってさらに興味をひくものにアンテナを向けると、その前のことはすっかり頭から消し去っています。

周りの人を唖然とさせるパターンの多くがこれです。もしかしたら「自閉症」気味かも知れません。


パターン3…ぱわふるバージョン

<見る前に飛べ!>

大江健三郎氏の作品にこんなタイトルのものがありました。

高校時代に読んだか否かは定かではありませんが、「これだ!!」ってそのタイトルがいたく気に入りました。

以来、行動する時はこの「見る前に飛べ!」の精神で動いてきました。

当然ながら「見る前に飛ぶ」ことは冒険です。でも私の場合何も考えないので怖さはないのです。

ただ飛んだ後、「どうしよう?」って立ち止まることもままあります。でも結局「どうにかなる!」と進むことになるのです。

この行動パターンは周りの人をやや引かせるようです。そして時には周りの人に迷惑さえかけることもあります。

具体的にどういう行動があったのか…これから何が起こるのか…はこれから徐々にお伝えしていこうと思います。


   私の新しい挑戦を紹介します。(05.11.9追加)

    最近の私のパブロフ…的行動はこんなです。
 

 
 〈童話に挑戦〉                  

          全く思ってもみなかったことを、ふとしたほんのきまぐれで始めてしまう私です。

          日記もこのHPを公開したからこそ書いていますが、これまでは殆ど手紙を書いていたぐらい…。

          ましてや物語を創作するなど、考えたこともありませんでした。


         そんな私がどういう訳でしょう?  童話を書こうという気になったのです。

          書いてみると、これがなかなか面白い!!

              …自己陶酔的なたわいもない物語ですが、はじめての童話はこんな風になりました。
                   
              (「はじめに」と「あとがき」をご覧になると どうしてこういう話を書いたのかがわかります)

              興味のある方は覗いてみて下さい。但し、そのひどい出来に、どうかがっかりなされませんよう…。


           
また機会があれば、書いてみようかなあ…と思います。その時はまたおつきあい下さい。

       どうしたことでしょう?!一足早く私のもとにクリスマスプレゼントが届きました!(05.12.17)

           先日、浜松市で募集した「冬の蛍物語」(冬の蛍にちなんだ、誰でも分かる心温まる話の募集)の
           受賞者の発表がありました。 (05.12.15))
           全378作集まったそうです。すごい数ですね。昨年は120作ほどだったのに…

           その内の10作に私の拙作「約束のポッケ」(上で紹介しているもの)選ばれました。 

           この作品は友人に勧められて、ある童話の募集に応募して、その流れで書いて応募したものです。
           仕事に行く途中の車の中で話を思いつき、家に帰ってから忘れないようにと、PCに1時間ほどで書き込んだのですが、
           面倒だから「このまま送っちゃえ!」とメールで応募したものです。

           碌に推敲もしないままで送ったことを、翌日後悔したのは私らしい。
           とりあえず走ってから考えるせっかちものです。

           そんな作品を選んでくれて感謝!です。
         短い時間で書き上げたとは言え、この作品にはいろんな思いがぎゅっと詰まっている私の宝物です。
           今回の受賞は今後の励みになりました。  …ただこれからはもう少しじっくり書こうと思います。

         どうかこの作品への皆さんの感想をお聞かせ下さい!待っています。


 調子に乗ってもうひとつの作品も読んでもらえますか?(06.2.17)

   〈これは童話と言えるかしら?〉                  

          本当はこの作品がわたしの初の作品です。

          「遠い遠い…森の記憶」はこんな風になりました。

          創作の面白さに気づかせてくれた記念の作品で、わたしの思いがいっぱい詰まっています。

          わたしの憧れの森が登場します。その森の良さが上手く伝わるといいなあと思います。

          この作品への感想も是非お願いします。(できれば掲示板へ…)お待ちしています


 一年に一度物語を書くことが楽しみになってきました。そして昨年末また!(07.1.14追加

   〈本当にあったことを残したくて…〉

        「約束ポッケ」でお父さんを慕う女の子の話

          そして…今度は私と父の本当の話を書いてみました…「父さんとゆきいろセーター」

          一度書き留めておきたかった…本当の私の気持ちです


        変な親子です…不器用です…似たもの親子です

          ひどく個人的な内容ですが、こんな親子もいるのだと思ってくだされば十分です!

 4作目のお話も書いてみました(07.10.23追加

    〈 子供の頃の懐かしい思い出を〉

        「のっぽのパイン」というお話

          そして…これを機にお話の部屋を作ってみましたので…そちらでごらんください!

          なんだか似たような話が続きますね

          そろそろ違った作風の…本当の意味の創作にかかる時かも知れません

          あったかいものに本当は憧れているのかな?…やさしいストーリーのお話ばかり作っています
   


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