土遊びから、本格的に陶芸に取り組むきっかけになったのは、2年前の「きままうつわふたり展」
その場所を提供してくれたのが、上島のカフェSceneさん。
この2年間で、注文を受けるようになり、コラボ展も経験し、作品の常設場所も３ケ所に！
本人ですら想像しえなかった展開…おまけに「風萩工房」と生意気に工房名まで決めてしまったのだから不思議です。

そんな工房名を背負っての、２回目の２人展を、今年６月、同じSceneさんで開催。
今回もたくさんの方の支えと応援に、感激の日々…幸せな１ケ月を過ごせました。

今回は花器を中心に…。しかも和のしつらえではなく、展示の仕方を雑貨屋さん風にしてみました。びっくりした方も居たかも？


古ぼけた木製トランクの中にいろいろな器を詰めてみました		正面の壁には６月の花の絵を…ジューンベリー

器を斜めにしたり裏返したりと、ルール破り？		会場Sceneさんの店名ロゴ入りドーナツ花器でお出迎え

土偶型の変形花器とアイアンアートガール		これも雑貨屋さん風のディスプレイ小物

随分前から、あれこれと練った展示方法。自由さがあふれた空間になったでしょうか？
陶器だからといって、整然とした展示にせず、梅雨の時期を楽しく過ごせるような雰囲気に…と考えたもの。

今回は花器が多く、その花器を有志のお花好きな方々（レインボークラブ）の好意で、それぞれ花器に合ったお花を活けていただきました。
しかも週１回の活け替え、活ける方の個性で花器も毎回見事に変身！その変身ぶりはとても楽しみに…。


拙い大壺が見事に変身…ダイナミック！		シンプルな壁掛けが主役級に？

花の威力はすごい！花器も恥ずかし気？		ライトアップの影が効果的

渋い変形花器		動きが出ると花器も踊りたげ？

控えめな紫陽花が天目花器に似合いすぎ！		凛とした花姿

壁に映るシルエットがたまりません！		サイドから見るとこれもいい♪

変形ドーナツ花器3種を使ったアレンジ		イメージが広がっていきますね

花にピントを…		シンプルなアイビーもお似合い

渋い鉄色花器に枝ものがこんなに似合うとは！		山紫陽花をマグカップに入れて

お花は生花だけなく、ボタニカルアートの和智はな子先生の2枚の絵の中にも。協力頂いた上、今回のために描き下ろしていただきました。
他の器も一部紹介していきます。


「やまあじさい」和智はな子先生作		「ジューンベリー」和智はな子先生作

珈琲カップ		フリーカップ

タジン鍋みたいな花活け2種		風車を胸につけた土偶型花器

渋い片口3種		筒型花活け3種

しのぎ丸壺		乳白皿セット

乳白3種セット花器		苔玉を飾ったコーナー

毎日多くのお客様に会い、それはたくさんの器が旅だっていきました。まだまだ未熟な私たちの拙い器を持ち帰っていただき、感謝でいっぱい！
出会いの連鎖に驚き、出会いの妙に心打たれ、応援の声に励まされました。
次は2年後の同じ6月…同じ場所でお目にかかる予定です。