ゆ・ら・ら くるりん

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● 雪景色の安曇野に出会う

4月の安曇野で雪景色に会おうとは思ってもみませんでした

折りしも全国的に季節はずれの寒波が到来
待ちかねた春が一気に爆発し、桜の花がもうすぐ満開の頃

2日目の朝、目覚めた私の目に飛び込んできたのは
あたり一面の雪景色!

雪が珍しい私は、お世話になったお宅で長靴を履き
子供のように歩き回りました

40年ぶりのこの季節の雪は、いろいろな景色を見せてくれました

朝目を覚まし、
薄暗い外の様子を見ようと窓を開けたとき
目に飛び込んできたのが
あたり一面雪に覆われた中の一匹の動物

お世話になったお宅の愛犬でした
一瞬「熊か?」とびっくり
デッキも雪ですっぽり覆われて

きりっとした空気感と音のない静寂さが
清清しく感じました
これが4月の風景だとにわかに信じられますか?
まるでドラマの中にいるようでした

お世話になったH家のエントランスです

雪に縁のない土地で暮す私には、全てが珍しい

家の中から見える外の様子

朝の風景にこんなに驚いた経験はありません
年甲斐もなく、雪にはしゃいでしまいました

長靴を履いて、雪をさくさく踏んで
朝の散歩にでかけた私です

自分のつけた足跡を振り返ってはにやにや
ここは田んぼでしょうか?

雪の下の風景を想像してみます

でこぼこ模様がなんともいい!!
結晶のようにな細かな雪をまとった木の枝から遠景を望む

なんでもないことが、なぜだか面白い
向こうに見える一本の木
あれはなんの木かわかりますか?

しだれ桜です

崇高ささえ感じる景色です
近づいてみると、なんと立派な木なんでしょう

この木はどうして一本だけここに植えられたのでしょうね?
春の象徴である桜と菜の花

それが雪景色の中にあること
不思議です
安曇野にはなぜだかしだれ桜が多いのです
しかも、並木ではなく、一本の木

その下には大抵お墓があるそうです
守り神のように立っています
お馴染みの道祖神も雪の中です

野の道にひっそりのはずが,

時代の流れでしょうか?
保存のため囲われています

少し距離ができた気がして寂しいものです

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