ゆ・ら・ら くるりん

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● そっと息づくひと・もの

安曇野といえば道祖神ですよね?

いつのまにか…
自転車に乗れなくなった私は
サイクリング巡りが叶いません

ほほえましい姿この上なし!
いつまでも仲良く元気で
暮したいと心から思えます
寄り添っています
当てられますねえ〜

でもどうしてこんな風に囲われているの?
春の優しい日差しを
いっぱい浴びたいだろうに
陸郷に向かう道すがら
出あった石仏たち

あなたがたはここでずっと
何を見てきたのですか?
体はもう風化しつつあるのに
お顔は昔のままのよう…

私をそう見透かさないでください
まだまだ未熟者です
童のようなお姿ですね

上を見上げて何を願っておられますか?

私にも教えて下されば嬉しい
穂高駅に着いて最初に出あった木です
威風堂々…物言わず何を想う?

哲学的な印象の木に出会い
嬉しくなりました
竹細工の職人、吉田さんの工房
大分で修行されたとか…

地道な作業を黙々とされていました
忙しかったでしょうに
質問に誠実に丁寧に答えてくれました

技を伝承していくこと
古の人の知恵や技の素晴らしさに
改めて感心しました
仏師であり、仏像も現代彫刻も手がける
孤高の彫刻家、石本武士さんのアトリエです


ここも強引にお邪魔しお話を伺いました

作品展では個々に飾られる作品が
一同に集められて…
私はこの作品に特に惹かれました

貴重な出会いが続きました

………


この後、アメリカ人のデニス・ヤングさんの工房にも!
松本民芸家具を新感覚で生み出している方です
気さくな彼は親しく話を聞かせてくれました
松本の町をはじめて歩いてみました

こんな古いレンガ造りの建物も残っています
レトロで」静かな町並みですね

赤い旧式のポストもあちこちに…
今回行ってみたかった店のひとつ
安曇野の林の中にそっと建つカフェ「書簡集」

泊めていただいたお宅の傍にあったのに
何故か縁がなく、外を眺めただけで終わりました

次回はきっと人がまばらな時間に
ひとりで訪ねてみましょ


次回の訪問の楽しみにとっておきます
雪のため、戸隠行きを断念し、松本へ向かう途中
300年余の歴史を持つ、大庄屋「山口家」を訪問

庭園史に残る名園を見せていただきました
突然の訪問に驚きながら
奥様が特別お庭に通してくださいました


歴史に埋もれたシーンを思想像し
その重みがひしひしと伝わってきました
お馴染み松本城です

そっと息づく存在ではありませんが
初めてまじかに目にしたので、おまけです


姫路城をよく知っているためか
中には入らず、遠めで眺めただけでした

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優しい土地に惹かれて、ここ安曇野には様々な人が移り住んでいます。
現役を引退して久しく離れていた故郷に戻った方も多いようです。
様々なジャンルのアーティストも沢山、孤高の日々でありながら、満足気に過ごされています。皆一様に、この安曇野を愛しているのでしょう。

人ばかりでなく、いろいろなものたちが温かく迎えてくれるので、旅人も、まるで故郷に帰ったような錯覚を覚えてしまうのでしょうね。
道祖神を始めとする路傍の石仏たちや、古の歴史を背負った建造物や古木たち、町の中にも、時空を超えて生き続けている一角が残っています。

時間の中に消してはならない…そういう大事なものがいっぱいの場所…
だから、私もこんな安曇野のとりこになったのかな?