ゆ・ら・ら くるりん
最近旅というものをしていない…
私にとって、旅とはリュック背負ってひとりで電車に揺られて見知らぬ街に向かうこと
そんな私にとって、都会へ向かうことは旅ではなく、所用か美術鑑賞の時ぐらいだ
今回もそんな…さほど心躍らされるもののない、三日間のお出かけのはずだった
だけどね…高層ビルの立ち並ぶ都会にも生活の匂いがあるんだね
そこに生きている人がいるのだもの…そこに働く人がいるのだもの
そんな簡単なことに気づかされ、少しだけ暖かい気持ちになる
海を埋め立てて作られた人工的な公園にも、故郷と変わらぬ光と風があった
秋の日差しはどこにも同等に投げかけられるのだね
優しい日差し…か細いその光は、紅葉が終わりかけた木々の枝を通し、なんと素敵なシーンを生み出してくれるのだろう!
最近私は逆光の写真ばかり撮っている
ゆらゆらと揺らめき、風をはらむと、かの光が作り出した影も揺れる、水面に浮かぶ光の帯も微かにざわめく
都会の中にぽっかり静寂空間
こんなに静かなのに、すぐ近くに都会の喧騒も同居する不思議な場所
少し足を伸ばした先には大正浪漫漂う町並みもあって
そこには古から変わらぬものたちが眠る場所
旅は遠くでなくても、見知らぬ街へ足を伸ばせばいいのだね
どこにでも感動はある
人工的なものの中にも、歴史や生活がちゃんとあって、そこに驚きや癒しもある
今回はそんな風と光と…愛おしいものたちとの出会いの画像を撮ってきました
優しい日差し…あれこれ(東京・横浜にて)
上野公園の昼下がり…ゆったり歩きましょ | まぶしいよ…でも優しいよ |
紅葉も終わりの公園で頑張って立つ銀杏の木 | 目黒の近代文学館前…誰もいない公園 |
川越の巨大な銀杏の木…紅葉はこれから? | 朝のみなとみらい…馬車道を歩きながら |
ここが都会なんて思えないのどかさ | みなとみらい煉瓦倉庫からたどり着いた港風景 |
光を浴びて何想う?(…川越の街で)
なんだかスモーキーな風景…レトロな世界だね | なんだか時間が止まったような… |
寺院のお庭…静かすぎる | なんということもない…なのにいいよね |
あなたにカメラを向けてよかったのでしょうか? | 不思議な時間…天からの光のような? |
羅漢さん…なにをお悩みなのでしょう? | あなたは堂々と生きていらしたのですね! |
ただ黙って佇む羅漢さんたち…なにか伝えていますか? | もうすぐ夕暮れ、お別れです…また会いにきますね |
心に残る風景
ランドマークタワー52階からの朝の横浜の街 | 時間が少し経って…富士山もはっきりと |
どこにでもある…でも少なくなった町並み | 歴史を感じさせる蔵作りの建物 |
時の鐘という洒落た名前 | 昔と今が交差した感のあるショット |
大人のおもちゃ箱みたい | 閉館間際の鉄道博物博物館 |