ゆ・ら・ら くるりん

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瀬戸内に浮かぶアートの夢島…「直島」へ旅して

 直島は、随分前からのあこがれの地

 島に憧れるのは、私の常だけれど

 ここにはわくわくさせるものが沢山あるらしい…

 仲間からここへの旅の話を聞いたとき

 一も二もなく参加を表明!

 ひとりがいい

 でもチャンスは逃したくない!!

 仲間での参加もきっと別の楽しみがあると

 そう思って参加を決めた



 

2011年5月29-30日までの1泊2日の旅の様子です


 やはり、私は雨女なのだろう…今年も台風に向かっての旅になった

 思えば、屋久島も台風の中かろうじて脱出できたし、礼文島では台風に追っかけられて3日間島に閉じこめられたのだった

 天気が良ければ満点の星や海に落ちる夕陽も見られたであろう…絶景スポットばかり

 そんな景色を想像でしか思い浮かべることしかできなかったこれまで

 折角の旅も魅力が半減?…いえいえ、そんなことでは負けていません!

 より貪欲に、よりアクティブに、より神経を研ぎ澄ませて自然と対峙するのが私なんです

私の目で見、感じた「ベネッセアートサイト直島」をご紹介します!

   (撮影禁止の場所が多いので、それぞれのサイトにリンクを張っています。詳しい情報はそちらをご覧ください)

【港到着から家プロジェクト見学】

家プロジェクト」は本村地区に残る民家を修復・保存し、そこに現代アート作家たちが思い思いの作品を展示しています。
古い家屋と現代アートが見事にマッチしています。撮影不可の場所が多く残念ですが、雨の中満喫できました。

激しい雨で出迎えてくれた宮浦港の
大きな赤いカボチャ…もちろん草間彌生さん作
こちらはホテルの前の海に佇むあまりに有名なカボチャ
綺麗な水の流れのほっとスペース 微動だにしない猫…こんな狭い場所でお昼寝?
思わず覗きたくなる渋いエントランス 雨の路地をそぞろ歩き…家プロジェクト界隈
元歯医者さんのお宅を思い切りアートにしたもの おい、おい誰を撮してるの!?
↑の別の角度…あの窓の中には自由の女神が! 神社もアートされています…白い石が神秘さを増しますね
海に落ちるかのような小径…向こうに何があるのでしょう 神殿への階段はガラスです…氷みたい
路地を歩いている内に亡くなったばかりのあの方を発見 これは屋号表札古いお宅のニックネームのようなもの
この中では真っ暗な空間での不思議体験 中に入れるのは数人…期待でわくわくしました

【ベネッセハウス…アートあふれるリゾート】

泊まったのは、贅沢な「ホテルベネッセハウス」というホテル。建築家安藤忠雄氏がすべて設計したという素敵な空間。敷地内はもちろんホテル内もアートで溢れ、まるでアートのシャワーを浴びているようでくらくらしました。目の前は海…あいにくの雨でしたが、私は早起きをし、傘をさし靴をびしょ濡れにしながら周辺を貪欲に歩き回りました。併設のミュージアムもとっても魅力的でした。

部屋のベランダから海がすぐ目の前に見えま 晴れていたらもっと素敵なホテルライフだったでしょうね
部屋スペースに出入りする度にぎょっとさせられた彼 ホテル内がまさにミュージアム…光の演出が見事
モノクロの写真がほのかな明かりに浮かび上がります 安藤さんらしい通路のデザインですね
ホテル内の通路にもこんな作品…木製です 同じく通路にあるキラキラ…みとれちゃいます
ホテル前の敷地内には様々なオブジェ ユニークなお顔の猫?
アクロバットしてる…これは何? 雨で辺りは水たまりでいっぱい…構わず歩き回りました
ホテルの前の海岸に立つ有名なカボチャ なんだか孤独な感じ…でも存在感たっぷり!
ミュージアムの展示は周りの自然も取り入れて 世界の水平線の写真と一体の島の風景

【島のあちこち…そして懐かしの倉敷】

島全体がアートで飾られています。海岸沿いにも、起伏のある山道を走る沿道にも、山肌にさえ作品が見られます。
アートとは…感じるもの!それが何かを求めるでなくただ感じる…そんな強いパワーをびしびし受け続けた私です。
体中にアートが溢れて苦しいほどでした。

帰りに立ち寄った倉敷ではひとりきままに歩きました。昔の風情が失われ、観光地然と雑多な界隈になったのは少し残念でした。

港近くの派手な銭湯…直島「I♥湯」大竹伸朗の作品, 中は撮影禁止ですが…折角なので
お湯に浸かりながらこそっと!中も超派手です
007赤い刺青の男記念館のオブジェ「傷心」 なんだか妖しい雰囲気の内部です
ここは…李禹煥美術館の外です 地中美術館のエントランス…モネの絵が印象的
李美術館から見える海の風景 いよいよ直島とお別れ…台風に背中を押されての離島
昔何度も訪れた倉敷美観地区…随分変わりました 観光地化されるのは仕方のないこと?
でも大原美術館では好きな陶芸家の作品に酔いしれました