五日目:北の果て・大荒れの礼文島の一日

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五日目は こんな風でした…

恐れていたことが現実になりました

台風の影響で、船は欠航し、当然ながら島の観光はできず、宿でじっとしてるしかありませんでした

宿の中でゴロゴロし、お昼は近くの町に同宿者4人でランチツアーにお出かけ

午後になって、風が少し弱まったから…とひとりカッパを着て、スコトン岬に出かけました

台風の実況中継みたいな感じで、危険な散策…途中から居直って、その状況さえ楽しんでいた私

ただ周りに心配をかけたことは間違いなく、いつもながらお騒がせものです

この荒涼とした風景…

まるで冬の海みたい

久々の礼文は

終日こんな顔ばかり見せてくれました(泣)

この日は大荒れで、雨はさほどではなかったのに

風は想像を超えた強さで、私の小さな体に

歩行が困難なほど体当たりしてきました

そんな天候に、無理矢理ひとりスコトン岬まで出かけた私

当然誰ひとり姿はありません


向こうに見えるのはトド島
こんな天候に外に出かけるのは無謀です

吹き飛ばされそうで、路傍の草にしがみついたことが

何度あったでしょう

私って何してるの?と自問自答ばかり

でも悔しくて引き返せない…
なんだかいい瞬間の画像が撮れた気がします

天気がよかったら、きっと芸術作品?

海鳥がなぜか哲学者風に思えます


礼文の北のはずれの岬から

島の南部分が見えます

誰ひとり居ない場所で海鳥だけが激しく

風と戯れて(?)居ました
ちょっと出かけてきます…と言ったまま

帰ってこない私を、宿の皆が心配してたようです

私は…というと

カメラの被写体に夢中になって

雨風の中歩き回っていました


まさしく「field in」の宿

天候のせいで、宿泊者は皆どこにもでかけず

このホールで本を読んだり

外を眺めたりして…ゆっくり過ごしてました

私はそこで本を読み

島の素敵な詩人の作品にも会い

これはこれでよかったと思えた一日になりました

雨なんで…当然楽しみは食べることのみ

宿のオーナーの提案で「双葉食堂ツアー」に出発

船泊の噂の食堂「双葉食堂」にお昼を食べにいくツアー

オーナーの車で送り迎えです

この後パン屋さんによりメロンパンを買い

スーパーに寄りソフトクリームを求めた私

おいおい、宿に頼んだお弁当もあるのにどうするの?!
これが双葉の野菜ラーメン

ボリュームがあって美味しいのなんのって…

丼ものも中華もカレーもなんでもあって全部美味しそう

この店には島滞在中なんどかお世話になりました

当然宿に帰ってからは無理してお弁当を食べ

私は丸々太ってしまった…という訳!

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